秋からは過去問との戦い
9月からいよいよ過去問に取り組むことになります。
しかし六年生の秋以降は、土日がすでに下記イベントでかなり埋まっていました。
- 栄光ゼミナールのアタックテスト(月1回土曜日)。
- 日曜特訓(息子の場合は難関ゼミ。合不合判定テスト以外のほぼ毎日曜日)
- 四谷大塚の合不合判定テスト(月1回日曜日)
平日は普段の塾の授業と復習・宿題でほぼ潰れていますので、土曜日を中心とした残った時間で過去問に取り組むことになります。
過去問の冊子は製本されているため縮小されています。実際の入試に近づけるため、問題用紙を拡大コピーする必要があり、よくコンビニに通っていました。
A3やB4が多く、かつ結構大量になるため、中には本格的なコピー機を購入する家庭もあるとか。
この過去問が本命校だけで4科目を5年分、例えば1コマ60分として、60分×4科目×5年分=1200分=20時間。本番に合わせて休憩も必要ですし、さらに答え合わせや解き直しを入れると、少なく見積もっても30時間以上かかります。
他に適正校3年分、安全校2年分を実施しました。何年分をどのようにやれば良いのかは、よく議論になりますが、その点についてはまた詳しく別途記事にしたいと思います。
過去問をやるときは本番さながらに親が試験官になったり、たまに一緒に解いたりして、親が必ずついて実施していました。
ひとりでやらせると、人間弱いもので、回答を見たくなったり、時間オーバーに気づかなかったりして、正しく実力を測れなくなるため、一緒に実施することをお勧めします。
四谷大塚 合不合判定テストを十分に活用する
模試ではできるだけ一喜一憂しないようにしていましたが、親心としてはとても気になるものです。
子供には結果が悪かったときはいいところを見つけて褒めるようにし、良かったときは正答率が高いのにできなかった問題をじっくり解き直しさせるようにして、淡々と不得意分野をつぶし、ミスの原因を考えさせるように促しました。
特に四谷大塚の合不合判定テストは、合不合判定の信頼度が高いと感じました。
ネットで模試の結果が参照できるだけでなく、受験が終わった過去の先輩方の合不合結果データを集計した結果から志望校の合格率を算出してくれます。
また、出題分野別の正答率も志望校別に算出してくれるため、同じ学校を目指している他の受験生と比較して、どこが弱点なのかビジュアルでわかるようになっています。
模試は受け放しではほとんど意味が無く、上手く活用すればテスト結果に関係なく宝の山となりますので、詳しい模試の活用方法については、下記の記事をご覧下さい。
栄光ゼミナールの難関ゼミは、選ばれた講師が、選ばれた生徒に密度の濃い授業を行ってくれていました。息子はこのゼミで出会った国語の先生に非常に感銘を受け、記述問題が大好きになり、いつの間にか得意になっていました。
もちろん他塾にも評判の高い志望校別の特訓ゼミがあり、同じ志望校を目指すもの同士刺激しあって、実践力を磨いていきます。
秋以降は成績も安定し、模試の判定では本命校で合格率60%~70%を取れていました。
過去問も合格者最低点は何とかクリアできていたので、結構順調に仕上がってきていました。
しかし、いつも理社で点数を稼いで、苦手な算数の穴を埋める感じだったので、国語・算数の配点が多い中学受験においては、不利になります。
難関校では理社で差がつかない問題だった場合は非常に苦しくなるため、苦手な算数の克服が課題となっていました。
次の記事はこちら↓
コメント